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長島達也

 

プロフィール

世界各地で活躍するピアニスト長島達也氏は、1973年台湾台北市にてピアニストの父とオペラ歌手であった母との間に生まれた。3歳の頃に日本に移住、すぐに母の手ほどきによりピアノを学び始めるが、後に母が闘病の末他界し、ピアノを一時中断、5歳の頃に今度は父の元で本格的にピアノの勉強を再会する。8歳になる頃より長島氏が「生涯の恩師」と呼ぶ、武蔵野音楽大学名誉教授であった故若尾輝子氏について学び始め、9歳には台北市のヤマハホールで 現在オハイオ州アクロン大学で教鞭を執るピアニストの博と楽壇デビューを果たす。数年後には、弱冠12歳にして日本ピアノコンクール全国大会で優勝する。1988年には、武蔵野音楽学園高等学校に入学し、平野邦夫氏のもとで学び始め、同高校卒業と同時に再度アメリカへ単身留学。アメリカン・チェンバー・トリオのピアニストとして知られるエリック・ラーソン氏につき、ノースカロライナ芸術大学で学士号と修士号を取得する。その後イリノイ大学博士課程に入学し、名ピアニストのイアン・ホブソン氏のもとで4年間、 ジュリアード音楽院ではアーティスト ディプロマ課程にて ベラ・ダヴィドヴィチ学び,研鑚を積む。以来、アメリカに在住。

 

長島氏は学生時代より、ロサンゼルス・ショパン・コンクール等、十数ものコンクールで優勝し演奏活動も行なって来たが、本格的に脚光を浴びるきっかけとなったのは、1993年イタリアで開催されたイブラ国際ピアノコンクールで見事、日本人として初の優勝を飾ってからであった。その後、ニューヨークのカーネギーホール、リンカーンセンター、ロンドンのロイヤル・アルバートホール、バービカンセンター、ウィーン楽友協会大ホール (ムジークフェラインザール)、ベルリンのシャウスピールハウス、ベルリン放送協会ホール、パリ・シャトレ座、ロシアのモスクワ音楽院大ホール (チャイコフスキーホール)、サンクト・ぺテルブルグフィルハーモニアホール、を初めとする世界の超一流ホールでの演奏に加え、協奏曲のソリストとしても、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ベルリン放送交響楽団、ロシア交響楽団、サンクト・ぺテルブルグ・フェスティバル・オーケストラ、キエフ交響楽団、アメリカ交響楽団を初めとする世界の名門オーケストラとの協演等、世界各国で精力的な活動を行っており、その演奏はアメリカ,カナダ,イギリス,ドイツ,ベルギー,イタリア,ロシア,ウクライナ,日本,韓国,台湾のテレビやラジオでも放送されている。また、若い音楽家のためのレクチャーリサイタルや、クラシック音楽愛好家の拡大と教育を目的としたトークを交えたレクチャー・リサイタル、医療・災害基金等の様々なチャリティーコンサートにも力を入れており、その功績を称えて1999年には、ウクライナのハラコフ音楽院より名誉博士号を授与された。更に、同年のイブラ国際ピアノコンクールには、その年の審査員長をつとめた、マルチェロ・アバド氏により同コンクール史上最年少の審査員として招かれている。

 

レコーディング・アーティストとしても活動の場を広げている彼は、Orion Classics / Eroica Classical Recordings社よりシューマンの謝肉祭や、カバレフスキーのソナタ等の録音、Angelok1社からは、ロシア交響楽団との、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、ピアノ三重奏のための協奏曲(チャイコフスキー・コンクール優勝者のKirill・Rodin氏のチェロ、シューベルト・コンクール優勝者のAlexander・Trojansky氏のヴァイオリンで)、コープランドのピアノ協奏曲、そして、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とはリストの協奏曲第1番を録音、欧米ではすでにCDとしてリリースされており、近々日本でも発売予定である。

 

近年のハイライトとしては、ロイヤル・アルバート・ホールでのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との協演、カーネギーホール やリンカーンセンターでのアメリカ交響楽団と協演、そして、モスクワのチャイコフスキーホールではロシア連邦交響楽団とコープランドのピアノ協奏曲ロシア初演を行い、絶賛を浴びている。ベルリンではモーツァルトのピアノ協奏曲をベルリン・ドイツ交響楽団と協演し、大成功に終わったため,急きょその録音が決定しCDとして出版されることになった。また、ヨーロッパ消費者連盟の行ったピアノテストに、世界中のピアニストの中から選ばれた25人の試験官の一人として、マリア・ジョアオ・ピリス、アレクサンドル・トラーゼ、アルトゥール・ピッツァ-ロ、ヨハン・シュミット、レズリー・ハワード等の世界の名ピアニスト達と共に参加したほか、モントリオール音楽祭に招待され、リサイタルやマスタークラスを行い絶賛を浴びている。

 

しかし、最も楽壇の注目をあつめたのは、アメリカはノースダコタ州のグランド・フォークス交響楽団の定期演奏会での出来事であった。数年間かけて行なって来たモーツァルト協奏曲全曲演奏シリーズ最終回のコンサート前日に、ソリストが急病のため出演不可能となってしまった同楽団より必死の依頼があり、一度も弾いた事が無かったという、モーツァルトのピアノ協奏曲第22番(変ホ長調、K.482)を実に一日で学び,翌日飛行機で現地にかけつけて演奏、演奏終了と共に超満員だった観客全員が総立ちするという快挙をなしとげた。その模様は各新聞,音楽雑誌で取り上げられ,アメリカ,ヨーロッパ各国で絶大な人気を誇る「The Strad」誌もこの偉業を「まるで信じられない快挙である… そんな悪状況のなかでも、ステージ上の長島氏は優雅であっただけでなく、その演奏は実に美しかった!」と、その年最も驚かされた出来事としてとりあげている。

 

今後の主な予定としては、アメリカ、ヨーロッパ、台湾各地でのリサイタルの他、協奏曲のソリストとしても,インディアナポリス交響楽団、ノックスヴィル交響楽団、シャーロット交響楽団、 オレゴン交響楽団(以上アメリカ)や スペイン放送交響楽団、ノルウェー・トロンハイム交響楽団、ブルガリアのヴィデン・フィルハーモニー管弦楽団等、すでに2019年までのコンサートも決定している。

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